カセットデッキ TEAC V-8030Sのページ(2)


フロントパネル


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TEAC最後の最高級機となりそうなV-8030S。このページではデッキの内部を取り上げました。


天板の固定


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六角穴付のビス10本によってしっかりと留められています。
ちなみに後ろ側にも3つのビスがあり、結構分解に手間がかかります。


天板


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天板には制振鋼板が張られ、ずっしりとした重みがあります。
これとDDモータの採用がV-6030Sとの相違点のらしいです。


内部全景


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内部には2本のフレーム、サイドシャーシがあり高剛性化を実現しています。
ここらへんはSONYのKA5ESとかと似ています。


電源トランス


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トランスは小型の専用シャシーに固定され、
ショートリングが巻かれています。


再生アンプ等


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半分以上ドルビーS回路で占められています。ドルビーSブロック等には
フィルムコンデンサーが多用されたつくりになっています。
再生アンプにはオペアンプICが使用されていました。


録音基板


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こちらには各種調整用の半固定抵抗が取り付けられています。
メイン基板に差し込まれている小型の基板が録音用ドルビーSのようで、
こちらにもフィルムコンデンサーが多用されています。
わたしはほとんどノイズリダクションを使わないのですが、
ここまで手が込んでいる機能を使わないのはちょっと勿体無い気がしてきました。


録音ボリューム


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録音ボリュームは正面パネルのつまみからシャフトで延長され、
入力端子直近に配置されていて、配線の引き回しを避けているようです。


テープトランスポート


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高級デッキのセオリーどおりクローズドループデュアルキャプスタン式です。
ヘッドは3ヘッドで、亜鉛合金製のベースにしっかり固定されています。


メカデッキ


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メカデッキは鋼板に覆われ直に見ることができません。防振対策でしょう。


メカデッキ2


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キャプスタン用にDDモータ1、リール用、メカ用、ドア用にDCモータが各1つの
計4つのモータが使われています。


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