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インテグレーテッドアンプ MZL IA-1のページ




概要

 初めて作成したテストアンプで電圧増幅段はオペアンプを使い、 電流増幅段はバイポーラトランジスタをダーリントン接続した 物を使っています。電源は全段安定化されています。基本的に 回路は「定本トランジスタ回路の設計」の122ページに回路図が 掲載されているた10Wパワーアンプをベースにしています。 部品はテストアンプということなので修理を放棄したLo-Dの CDプレーヤーをばらした物が殆どです。このため部品の定数は 結構適当です。又機構部品も大部分廉価なものを使っています。




フロントパネル

 ボリュームと電源スイッチ、ハンドルしかないシンプルな フロントパネルです。電源スイッチには日開TLシリーズ ピッカリサインレバーというコミカル?なネーミングのものです。 このスイッチはレバー部全面照光型のトグル式スイッチです。 超高輝度のLEDが内蔵され強い光を放ちます。操作感も適度な 重さですし、ナットを黒塗装するなど細かな配慮もなされています。 難点としては照光式だけに多少高い点ですが、満足度が高いです。

 ボリュームは千石電商で売っている一般型です。ツマミは 丸三電機LEXのCMBシリーズです。中央が金属のサーキュラー加工、 外側がプラスチックにブラスト加工でなかなか良いです。 特に意味はありませんがタカチのBH-30Bハンドルがアクセントに なっています。



リアパネル

 ごらんの通りリアパネルは入力のピンジャックと出力端子のみです。 どちら一番安いものを購入しましたが特に問題なく使用できています。



インターナルコンストラクション

特に何てこと無いです。前方に回路基板、後方にトランスが 設置されています。このトランスは前述のCDプレーヤーのもので 容量は22VAです。終段パワートランジスタと三端子レギュレータは 放熱のためにケースに絶縁用シリコンラバーを介して取り付けて あります。最初は放熱を適当にやっていて動作が不安定すぎましたが、 こうしたあとは無問題で動作しています。(私が今まで作った機械で ノートラブルはまれです)

ケースはオールブラック、タカチのAU-2+黒ネジです。このサイズでは トランスの高さ方向の余裕が殆ど無く、基板とボリューム等が、 ギリギリです。たしか薄型にしたかったのでAU-2にしたのですが、 今カタログを見たらAU-3にすれば良いだけだと思いますが?

総評

 実装とかもそれほど考えたわけではありませんが、ノイズも実用上問題なく
音質も私の耳レベルに対しては十分です。(k氏チューンのスピーカがいいのか)
テスト用でしたが常用しています。(他にまともな物を持っていないとも言う)


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