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定電流電源 MZL PS-3



  ・概要

 トランジスタを使った簡単な定電流電源です。回路では
 ほとんど工夫した事はありませんが、その代わり外見に
 こだわっています。基本は軍艦型とし、シャーシ上部に
 トランスやパワートランジスタ、コンデンサ等を配置、
 全体をレトロなイメージで仕上げてみました。スイッチは
 左から電源、メーターレンジ、出力電流レンジです。
 この電源装置を使うとLED等のチェックが楽にできます。




 内部はこのとおり。それほど大変な製作ではありません。
 配線材はTEACのジャンクVCRから大量に確保したものを使用。
 トランスとツェナーダイオードはNECのACアダプターから
 取り出しました。トランジスタは定番の2SC1815と、2N3055。
 2N3055はTO-3パッケージのものがほしくて選択。スイッチは
 電源用に日開Sシリーズ。メーターレンジ切り替えがミヤマの
 MS-500、電流レンジ切り替えもミヤマ製プッシュスイッチ。
 ラジケータは千石に売っていた物を使用。ツマミはLEXのLEX。
 ターミナルはサトーパーツ製陸軍ターミナル。




シンプルな回路です。VR3が出力電流調整用で、VR2はメーター校正用です。
SW2が出力電流レンジ切り替えで、SW3がメーターレンジ切り替え用です。
電流流しながらSW3を切り替えると、切り替え中メーターに過電流が流れる
ので注意が必要です。




 ラジケータを電球の光でライトアップ。いい雰囲気です。

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