05月21日:ハロゲンランプ点灯試験
とある方から依頼された、35Wハロゲンランプの点灯試験を行いました。
ハロゲンランプは消灯してある場合、定格と比べてかなり抵抗値が低いので、
普通の電源を使うと過電流保護が働いて点灯できませんでした。そのため、
乾電池を12本直列にしたプリヒート回路でまず点灯させて加熱し、十分に
抵抗値が上昇したところで電源装置に切り替えて点灯させました。それでも
電源装置の限界で、定格の12Vまでは電圧をかけられず、10Vが最大でした。
・明るさの比較。
やはり明るいですが、問題は発熱です。ハロゲンランプに熱電対をシリコン
RTVゴムで取り付けて計測したところ、右の写真のように136℃を記録してしまい
ました。実はこの時点で自作の電源PS-2が、
多分加熱保護でシャットダウンしてしまいました。しかも10Vでこの温度ですから、
単純に考えると12Vでは温度上昇は1.44倍程度になるはずです。(180℃程度?
@室温30℃)
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とまあ、ポータブル用途には厳しいので、強力懐中電灯用のハロゲン豆球を
私はオススメします。右写真のようにかなり強力です。(写真なので正確な
比較が出来ませんが)
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