オープンリールデッキ DENON DH-510のページ


フロントパネル


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DENONのオープンリールデッキDH-510、3モータダイレクトドライブ、
3ヘッド、2トラック38cmps機です。このシリーズにはDH-710,610,510の
3グレードがあり、610以上は録再アンプ部がセパレートになり、更に710になると
トランスポートがデュアルキャプスタンになります。DH-710は結構有名のようです。
DH-510でも各所に高い性能がちりばめられているので、満足できると思います。
DENONの民生用オープンデッキはこれら以外見たことが無いんですが、
ロングランだったのか、ただ他に作らなかったのかよくわかりません。


シャーシ


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シャーシはダイキャスト?製の肉厚で非常に頑強な物になっています。
また各種リンク機構はシンプルにでき、かつ部品はほとんどすべてが
金属でできていているので故障しづらそうです。


ヘッドまわり


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余裕があるオープンデッキだけあり、独立3ヘッド構成になっています。
各ヘッドは金属のプレートに固定されていて、再生ヘッドのみ回路と
シールド線によって結ばれています。2tr38機でも4tr再生ヘッドを持つ
デッキはありますがこのデッキには搭載していません。


キャプスタン、ピンチローラー


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非常に太いモーター直結のキャプスタン軸、ピンチローラーのシャフトです。


ソレノイド、リール台


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ピンチローラーの上下等を担当するソレノイド。リール台は金属製で、
しっかりとした物です。その周りにあるのがブレーキです。一度ここが
へんに曲がっていて、異音を発していましたが曲げ戻して直しました。

テンションアーム


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テンションアーム。その後ろに見える基板にセンサが取り付けられていて、
テンションアームが正規の位置に無いと再生しないようになっています。


うしろから


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後ろから見ると、3つのモータがよくわかります。基板間の配線も
まとめられていることなどもあり、整然とした印象を受けます。


キャプスタンモータ


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大型のキャプスタンモータです。後ろのリングとそのわきの
磁気センサーが、回転数を読み取るのに使われているようです。


トランスとリールモータ


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やはりカセットデッキと比べると大型のパーツが目立ちますね。


再生中


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やはり再生する姿はオープンの醍醐味といっても良いでしょう。


巻き戻し中


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巻き戻しは10号リール(直径26cm)が高速で回転し、迫力があります。
今このデッキ用の台を作っていますが、完成はいつになることやら。


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