FMチューナー TRIO KT-7700(チューニングスケール清掃編)




TRIO(現ケンウッド)の高級FMチューナーKT-7700です。暗いとイルミネーションが映えますね。
当時の最高級機KT-9700の弟機のようです。しかしチューナーとしては相当大型の筐体で、
細部にわたって高級感があります。ちなみにKT-9700を見たことがありますが、
各部のディティールがさらに緻密になっていてちょっとうらやましく感じましたが。

今回は前から気になっていたチューニングスケール内部の汚れを取ることにしました。
チューナーとの顔ともいえるチューニングスケールが汚れているのも気になるので。

まずチューニングダイヤルをとめている六角ネジを緩めてダイヤルを取り外し、
軸を止めているナットを取り外します。また、他のつまみは引っこ抜きます。
それからフロントパネルを留めている上下のネジを外せばOKです。




どうやらここはガラスが使用してあるようです。いいですねぇ。
汚れはふき取れば難なく落とすことができました。




チューニングスケール

こっちもほこりを取り、汚れをふき取りました。




フロントパネル

問題ないレベルまできれいになりました。思ったより曇っていたようです。




メーター

20年以上前のものとは思えない美しさです。ボケてしまっていますが、
レタリングは彫り込んだ上に行われていて、手が込んでいることをうかがわせます。




リアパネル

リアパネルにはブロックダイアグラムが誇らしげに印刷されています。
また名板もシリアルナンバーが彫りこまれた金属製の物が、
ビスで留められた贅沢なものになっています。




内部

しっかり詰まっています。右上のシールドボックスには7連バリコンが入っています。

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