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10月17日:アナログシンセサイザの製作 (32)

 VCFではマッチングの取れたトランジスタを使用するため、選別が必要です。同じコレクタ電流を流したときのベース‐エミッタ間電圧でペアをとれば良いので以前作ったジグを使えばできますが、今は日本。また回路を作ってもいいですが簡単に済ませたいのでベース‐コレクタをショートしてダイオード接続とし、抵抗を介して定電圧源と直列接続してその際のベース‐エミッタ電圧を測定したいと思います。

10月18日:アナログシンセサイザの製作 (33)

 11日に判明したADSRのチャタリング対策について検討。電源電圧が12Vなので、4000シリーズロジックのシュミットトリガを使えばできそうですが、一回路のためにそれを使うのは気が乗らず。トランジスタでシュミットトリガを設計してみました。平行してVCAの基板設計も約8割到達。

10月19日:アナログシンセサイザの製作 (34)

 同じ事を続けると少し飽きるので、今日は電源の修正(以前書いたリレーによる安全対策)を行いました。

10月20日:アナログシンセサイザの製作 (35)

 電源の修正ができたので早速実験。しかし初回は動いたもののどうも不安定な感じ。あれこれ調べてるうちに基板配線をテスターリードでショートさせ完全に動作しなくなってしまいました。他にもLEDの制限抵抗値ミスという初歩的な間違いもありイライラ。寝る時間だったので、解析は明日にしようと思いましたが、リレーを調べたところCOMとNC/NOがすべてショート。DC定格は2Aありますが、主に信号用のミニチュアリレーなので、コンデンサの充電電流で破損したのかもしれないです。

10月21日:アナログシンセサイザの製作 (36)

 リレーの選択ミスが原因という推測から、汎用リレーを購入してきました。左が壊してしまったミニチュアリレー、右が汎用リレーで、汎用リレーは定格10Aあります。ちなみにどちらもRAYEXという台湾メーカ製。

 基板の修正が必要なので、半田吸い取り器も買いました。どうも半田ごて用をそのままの流用したようなパッケージで適当感が漂っていますが、52元(約150円)と安価でそれほど使わないのでこれにしました。しかし、一通り使ってみたところ予想を反して特に問題なく意外でした。



 そんなこんなで、基板修正完了。新しいリレーを使ってオンオフを繰り返すテスト(前回はそれでおかしくなった)を行ってみましたが問題ない模様。ひとまずこれでOKとします。


10月22日:アナログシンセサイザの製作 (37)

 18日のチャタリング防止回路をテスト。机上でしか検討していないのでまずはバラック組みしてテスト。結果としてチャタリングは防止できましたが、押してもたまに導通しないなどスイッチ自体にも問題があるようで、交換が必要そうです。

10月23日:アナログシンセサイザの製作 (38)

 チャタリングの件ですが、予備で買っておいたスイッチと交換したところ、大体問題なくなりました。そのほか買い物のために不足部品の洗い出しを行いました。明日購入で全て揃えたいと思います。

10月24日:アナログシンセサイザの製作 (39)

 買い物完了。未着手ボードはVCAとVCFなので、この二つに設計変更が無ければ外装部品と日本で購入予定を除いた全パーツが揃ったはずです。


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